2019-11-11 18:36:41

お出し講座、開催します!

  先日、味覚の授業というイベントの一環で、小学生3年生に味覚について教えに行ってきました。

  個人的な興味で昆布と鰹節でとった出し汁と、いわゆる顆粒だしの飲み比べをしてもらいました。

  飲む前にどちらの出し汁か教えずに、どっちの出し汁が美味しかったか訊いてみたら2/3くらいの生徒が顆粒だしの方が美味しかったと答えました。

  確かに普段使わないので久しぶりに使ってみて、一昔前に比べて顆粒だしも格段に美味しくなったと思いました。

  お店では旨み調味料は使ってませんが、それは単純に味がどうこうとか、それ自体が体に悪いからとかそういう事ではなく、そういう味に慣れてしまうのが問題かと思います。

  スナック菓子とか加工食品の旨みの強過ぎる刺激の強い味に慣れてしまうと、繊細な天然出しの味わいや野菜などの素材の味が物足りなくなってしまいます。

  その結果お菓子が主食になってしまっている人もいるようです。

  加工食品等はミネラルなどの栄養が少ないので、やっぱり健康上問題があると思います。

  サプリメントを飲めばいいじゃないかという人もいますけど、あくまで健康'補助'食品ですからね。

  普段の普通の食事を美味しく感じられる味覚を持つことは健康上すごく重要なことだと思います。

  という訳でお出し講座やります、詳しくはホームページのお知らせを見てください。

  ご参加お待ちしております!

2019-11-05 11:50:00

フードロス

  最近フードロスが話題になってますね。

日本の1年間のフードロス(食べられずに廃棄された食べ物)は約643万トンという試算がありました。

  大きなところではやはり小売店での売れ残りが多いかと思います。企業側だけでなく、家庭でも買ったけど余らせたり腐らせてしまったりということはあると思います。

  飲食店でいうと食材をダメにして廃棄ということはあんまりないかな~と思います。

そうなる前に賄いにしたり、形を変えて違う料理にして使ったりしますので。

  ただ宴会や会食などでは手をつけられないで廃棄されてしまう料理が多いということで問題になったりしますね。

  松本市では30・10運動といって、乾杯後の60分、終了前の10分は着席して食事を楽しみましょうという運動をしていますね。

  何にせよ日本にはもったいない精神という素晴らしい文化がありますから、フードロスを減らしていく取り組みが広がっていくといいですね。

2019-10-25 20:07:25

水害

  台風19号の被害が残る中、また千葉や東北で大雨の被害が出ていますね。

  農業関連の被害額が1,000億とのニュースもやっていました。

  この三島近辺でも農家さん被害がかなり出ていますし、お世話になっている農家さんもほぼほぼ全滅という話しです。

  ハウスに被害が出ているところなどは再建にかなりの予算がかかりますし、高齢者の農家さんなどはこのまま引退というところも多数出てくるのではないでしょうか。 

  温暖化の影響か、年々気候が変わってくる中での農業は今後かなりリスクが増えてくるのではないでしょう。

  このままでは本当に農家さんのなり手の減少が加速してくるかもしれません。

   食べ物が無ければ生きていけません。国にはもう少し農家さんに対して補償を増やしてもらってもいいのではないかと思います。

  

2019-10-15 12:36:49

近況

  先日の台風では各地で大きな被害がでましたね。

皆さまのところではいかがでしたでしょうか?

  あぐりはおかげさまで特に被害は出ませんでした。

 

  ここ最近、ディナータイムはご予約制にさせていただいております。

  ご予約制に変えたことで、仕込みの時間の段取りと時間の確保がしやすくなって料理のクオリティが上げられるようになったと思います。

  あと、自分で配膳する機会が増えたのでお客様とお話ししたりできる時間が増えて良かったです。

  お店を始めたばっかりの頃はほぼ1人で切り盛りしていたので、お客様と世間話をしたり、料理や食材の話しをしたりということができたのですが、ここのところ厨房にかかりっきりのことが多かったように思います。

  ここのところ、その頃のような感じで営業ができてとても楽しく仕事ができるようになりました。

  お客様にはご不便をおかけしますが、当面はディナータイムはご予約制ということで、自分が対応できる範囲で営業したいと思いますので、よろしくお願い致します。

2019-10-08 18:48:32

味覚の授業

   今日は味覚の授業の原稿を考えてました。

味覚の授業はフランスで始まった味覚の一週間の中の取り組みの一つです。

  味覚が完成される12歳頃までに正しい味覚を身に付けて欲しいということで世界にも広まっているイベントで毎年10月に行われます。

  私も過去3回参加させていただきました。

自身も味覚障害を経験しているのと、正しい味覚を持つことで地元の良い食材を食べてもらいたいという想い。

  今後医療費の増加が見込まれてますが、それぞれ個人が健康的な食生活を送り、健康寿命を伸ばすことで、社会保障費の増加を抑えるなど社会的にも求められていることだと思います。

 

  これまでの授業ではだいたい同じような話をしましたが、それぞれのクラスで雰囲気やリアクションがだいぶ違ってきますね。

  でもいつも生徒のみんなの反応はとても楽しいです。

  今回も生徒の皆さんに、どんな風に話しをすれば伝わるかな~と考えながら原稿を作っています。

  味覚の授業に興味のある方は、味覚の一週間で検索してみてくださいね。