飲食店変革の時?
こんにちは。ブログ再開すると投稿してから3ヶ月以上経ってしまいました。
色々と書きたいことはあるのですが、いざとなるとなかなか。筆まめになりたいです。
最近は飲食店でもDX(it技術による経営改革)が進んできています。
チェーン店など大企業を中心にセルフオーダー(テーブルのタッチパネルによる注文)もかなり普及して一般的になってきているのではないでしょうか?
今後は配膳ロボットもかなり普及してくると思われます。
背景にあるのはコロナの規制緩和による需要回復に人材確保が追いつかず、慢性的に人出不足に陥っていることも大きいというのもあると思います。
コロナ禍で仕事を失った人が別の業界に行って戻ってこない、そもそも飲食店で働きたいという人が減っている。
消費者のなかにはセルフオーダーの操作などが苦手だとか、面倒くさいなどと思われる方もいると思いますが、だからといってスムーズにお店をまわせる数にスタッフを増やせばお店の利益が減ってしまうというジレンマがあるので簡単に増やす訳にはいきません。
飲食業界がずっと抱える課題ですが、そろそろ今までのやり方では限界がきているのかなと思います。
正直なところ、物価高、人件費や光熱費の高騰などもあり、外食の値段が今の1,5倍~2倍くらいにならないとやっていけない感じになってくるのではないでしょうか?
そこを何とかする為に今はDXで凌いでいるという現状だと思います。
飲食業界でも今までのやり方ではダメだと、待遇改善などで業界全体のあり方を変えていこうという経営者が増えてきて空気が変わってきたなという印象はあります。
今後どのように変化していくのでしょうか?自分も長年飲食業界に携わってきて、何とか悪い慣習などは変えたいと考えてやってきましたが、やっと今流れが変わるチャンスが来てるなと感じます。
今後の変化を楽しみにしたいと思います。
今年も一年ありがとうございました!
年内の営業わ無事終えることが出来ました。
誠にありがとうございます。
今年の年末年始は久しぶりにコロナによる制限のない年末年始になります。感染の拡大は続いてますが、やっと日常が戻りつつありますが、今年の前半はまだまだコロナによる影響が大きくなかなか大変な年でした。
当店はコロナ禍以降ランチ営業メインに切り替えてやってきましたが、ディナータイム主体の店では長いコロナ禍でのお客さまの意識の変化により厳しい状況が続いてきたと聞いてます。
飲食店では儲けの主体がアルコールによる部分が大きいので、ここの売り上げが減ると経営が厳しくなるという状況が続いてきました。
食事を作るのは手間や原価、人件費等かかる割りには値段が高く出来ないというジレンマがあります。
そこへ来て今年は世界的な物価高による影響がありました。
食材原価が上がり粗利が減り、更には水光熱費も高騰、人材の飲食業離れもあり人件費等も高騰、時給を上げても応募が来ない、人が採用出来ないという状況も続いております。
現状、飲食店の多くはこのような厳しい状況での影響を余儀なくされています。
日本の外食は世界的にみてかなりクオリティが高く値段も比較的安価でしたが、今後これを維持するには大幅な値上げにもなってくると思います。
もしかしたら今までのように気軽に外食することも出来なくなってくるかもしれません。
どうか消費者の皆様にはご理解ご協力お願いします。
色々ネガティブなことを書いてしまいましたが、一番身近なレジャーとも言われる外食産業とそこで働く人達のために何とか色々と改善していければと思います。
来年はちょっと新しいことに挑戦していく予定です。
あぐりの方もさらに満足していただけるお食事を提供していけるとよう頑張ってまいります。
来年もよろしくお願い致します。
ご来店お待ちしております。
雑記
いきなりステーキの大量閉店が話題になってますね。いきなりステーキに限らず色々な大型チェーンなどで、大量閉店が相次いでいるようです。
インターネット、SNS、ECサイトの普及などで様々なところで構造の変化がおきていて今までの常識がドンドン変わっていっているように思います。
働き方改革も進んでいるようですが、働き方というよりもサービスなど何かを享受する側、お客さんとなった時の意識の改革の方が大事かなと思います。
ドイツなど、労働時間が短くて生産性の高い国は色々と不便だったり、サービスが雑だったりという部分もあるけど、ある程度それを許容しあえるから成り立っている部分もあると思います。
日本はお客様側になると、完璧だったり高品質のものを求め過ぎてしまってお互い息苦しくなってしまうんじゃないかなって感じます。
その割りには安さも求めるので、結果的に労働者の給料も上がらなくなってしまっている。
もう少し労働やサービスに感謝の気持ちを持っていかないと、息苦しい社会はなかなか打破出来ないのでしょうか。
フードロス
最近フードロスが話題になってますね。
日本の1年間のフードロス(食べられずに廃棄された食べ物)は約643万トンという試算がありました。
大きなところではやはり小売店での売れ残りが多いかと思います。企業側だけでなく、家庭でも買ったけど余らせたり腐らせてしまったりということはあると思います。
飲食店でいうと食材をダメにして廃棄ということはあんまりないかな~と思います。
そうなる前に賄いにしたり、形を変えて違う料理にして使ったりしますので。
ただ宴会や会食などでは手をつけられないで廃棄されてしまう料理が多いということで問題になったりしますね。
松本市では30・10運動といって、乾杯後の60分、終了前の10分は着席して食事を楽しみましょうという運動をしていますね。
何にせよ日本にはもったいない精神という素晴らしい文化がありますから、フードロスを減らしていく取り組みが広がっていくといいですね。
水害
台風19号の被害が残る中、また千葉や東北で大雨の被害が出ていますね。
農業関連の被害額が1,000億とのニュースもやっていました。
この三島近辺でも農家さん被害がかなり出ていますし、お世話になっている農家さんもほぼほぼ全滅という話しです。
ハウスに被害が出ているところなどは再建にかなりの予算がかかりますし、高齢者の農家さんなどはこのまま引退というところも多数出てくるのではないでしょうか。
温暖化の影響か、年々気候が変わってくる中での農業は今後かなりリスクが増えてくるのではないでしょう。
このままでは本当に農家さんのなり手の減少が加速してくるかもしれません。
食べ物が無ければ生きていけません。国にはもう少し農家さんに対して補償を増やしてもらってもいいのではないかと思います。