おかげさまで、あぐりがオープンして5月で17周年となります。

  ここまで続けてこられるとは想像もしてなかったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

飲食店を開業してからの生存率は、2年で50%、3年で30%、10年で10%と言われています。

 参入障壁が低く競合が多いことや、人気店のメニューや業態などが模倣されやすく、価格競争に陥りやすいことなどが影響していると言われています。

  そこを補うため、労働者の長時間労働や低賃金が常態化してしまい、ブラック業界の代表格と言われるようになり、ますます人手不足が加速するようになっていました。

  しかしコロナ禍を経て、人手不足、物価高騰、光熱費高騰などでもはや今までの価格ややり方で立ち行かなくなってきています。 

  飲食業自体はお客様の喜ぶ姿を直接見られたり、やり甲斐のある仕事だと思いますので、夢を持って飲食業界に入ってきた人がこの仕事を続けられるように、業界全体が変わっていかないと未来がない業界になってしまうかなと思います。 

    当店でも引き続きお店を続けていくため、スタッフにもまっとうな労働環境を提供するため、決して安い価格での提供ではないと思いますがご理解いただきたいと思います。